夏の夕方に散歩に出るとセミの幼虫が木を登っているのを見かけることがある。
アブラゼミやクマゼミ、ニイニイゼミは夕方から夜中にかけて羽化するのでその様子を観察しやすい。
子供のころはしょっちゅうこれらを捕まえてきて部屋の壁や蚊帳に這わせて叱られた。
結果、羽化したセミのおしっこでたくさんのシミだけが残った。

今では色々な事情からセミも減ってしまい、幼虫に出くわすことも少なくなったがそれでも昼間はうるさいほどの鳴き声でその存在をアピールしてくれる。

アブラゼミの羽化